2015年10月25日日曜日

アフリカの牛乳屋さん事情

毎週金曜日は、Rural Poverty and Development(ど田舎の貧困と開発)の授業があります。
昨日は、農業の市場化(Trade and Market)、みたいなことを勉強しました。
そこで、おもしろい話を聞いたので、紹介します。


私が過去2年間住んでいた国です。
(敢えて国名は伏せます,バレバレだけど、某国の名誉のため)
世界の中で、最貧国のうちの一つとされるその国。
いろいろなことでイライラさせられたけど、私が大好きな国。


この国には、牛乳を作る会社が、一つしかありません。
その会社は、工場を首都に一つ持っていて(逆に言うと、国に一つしかない)、貴重なタンパク源である牛乳ちゃんを全国津々浦々に届けています。

この国の中では、牛乳を売る前には必ず殺菌消毒するという決まりがあり、それをできるのはこの会社だけです。
(私も、この会社の牛乳をちょくちょく買い、首都でしか買えないココナッツミルクの代用として、タイカレーもどきを作ったりしてお世話になっていました。)

この会社は、政府要人にたくさん賄賂を渡していたので、寡占市場でふん反りかえっていられるそうです。外部団体が政府の要人を他国に連れて行って「コンプライアンス、企業の透明性というのは、こういうもんですよ〜」と見せても、賄賂・汚職のおかげで一向に事態は変わらないわけです。

どういうことかというと、値段も会社側で好きな額をつけるので一般市民は抵抗できないし、もし首都にある工場が壊れたら、この国の牛乳の流通はストップするわけです。
(同じような理由で2012年にはこの国の砂糖の流通が滞り、値上げに伴い、市民の暴動が起きそうになりました)


途上国の農業経済はこんなリスク抱えてるよーっていうあくまで一例だったのですが、私にはと〜っても楽しいトピックでした。


あの国にいた時の牛乳にまつわる思い出が、再燃したからです♪( ´θ`)ノ

1. 近所の教会グループで牛を所有しており、午前中の早い時間に(遅くなると売り切れちゃうから)、隣の家主宅に住む家主の甥っ子に牛乳を買いに行ってもらったこと。(その男の子が街をうろちょろする犬から私も守ってくれたこと、も)

2. Peace Corps(アメリカ版の協力隊)の友人たちと、我が家のキッチンでPeace Corpsのレシピ本を見ながら、一緒に牛乳を使ってチーズを作ったこと(Peace Corpsは途上国の限られた材料で美味しいものが食べられるようにと、レシピ本を配っています)

3. ものすごく僻地に住むぐりちゃんの家にお仕事に行った時、朝売りに来る牛乳を使って作ってもらったチャイがすごくおいしかったこと。
(都会に住むMちゃんのお家に泊まった時には、この会社が製造する牛乳で作ったチャイをいただきました。これも、スパイスが効いてて、とてもおいしかったよー♡)

4. 自宅にいた警備員くんが、タダで木壁の修繕してくれたのでコップに牛乳とモリンガを入れて渡したら、とても喜んでくれたこと。



私の牛乳の思い出は、主にこの会社の牛乳っていうよりも、会社という枠組みから脱した、土着のビジネスにあるようです。

そうか!殺菌処理しなきゃいけなかったのね!!!
それが、きちんとルールとして定められているのね〜!!知らなかった〜!!!

現地に住んでいた時には、御構い無しに好き勝手にやっていたわけだったけど 笑
(もちろん買った牛乳は自分で加熱して殺菌処理してました)



なんか、貴重な思い出が頭の中をぐるぐるしたのと、アフリカの農民についてのケーススタディについてグループディスカッションをして、南アフリカのクラスメートと「あーでもないこーでもない」とおしゃべりできたのがとても楽しくて、ますます金曜日のこの授業が好きになりました。



出国してから2年近く経とうとしているけど、きっとあの国は前と変わらず平和にのんびり時間が過ぎていくんだろうなー。
と、郷愁に浸ったわけです。



さてさて、あと2時間半で、イギリスは時計を一時間戻さなきゃいけません。
本当に不思議な感覚です!!!


やっぱり枯葉フサフサの秋の風景は好きなので、ボツワナのシェアメートちゃんに写真を撮ってもらいました〜*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

実は、今日雨降ったから、葉っぱがしけっちゃって、焼き芋は厳しそうなんだけどね。

ボツワナのシェアメートちゃん、私と同じ84年生まれ♪
お互いいい感じに年を重ね、落ち着いた感じがするので、お話ししてると妙な居心地の良さを感じます。
でも、困ったことに、撥音が意味不明で、6割五分しか言ってることが理解できません。
ちくしょー!!もっと仲良くなりたいんだけどねー!。




そして、今日はお外でご飯を食べました。
学校の校舎の中にあるJoe's Barというバーです。

同じ学部に日本人が6名ほどいるので、そのうち都合がつく5名で集まり、顔合わせをしました。

皆優しそうな人でした。
これからも仲良くできそうで、本当によかったー!!( ^ω^ )
みなさん、これからよろしくお願いしますね!^ - ^

夕飯には、辛めのピザと、ナチョスと、シーザーサラダをいただきました。
右にあるシーザーサラダ、日本のものよりボリュームがあり、味も濃く、私的には好きです。

えーん!でも、鯵のなめろうが食べたいよー!!!!





2015年10月24日土曜日

だんだん秋の匂い

こっちに来た時は、桑の実がたくさん道の周りになってて、まだ夏の雰囲気を保っていましたが、渡英後一ヶ月ですっかり秋に突入してしまいました。


私の家は、学校から徒歩二十分くらいのところにあるんですが、学校までの道がお気に入りなのです。



今はこーんな感じで葉っぱの色が黄色に変わって、落ち葉モリモリ!!






歩道に落ちた葉っぱをサクサク踏みつつ学校に行くのが癒しでもあります。
(ちなみにケニア人のシェアメートと歩いていたところ、「何してるの?!」と突っ込まれました)




こんなにたくさん葉っぱが落ちてるのなら、みんなで焼き芋焼けばいいのに。。。、と、思ってしまうのは私が日本人だからなんだよねー。
焼き芋焼くの、絶対楽しそうだから、一回やりたいんだけどなー。


でも特に我が家は家主から、火気厳禁を言い渡されているから、無理なんだけど。。。(/ω\)
個人的には、季節の変わり目に、においがかわるとことか、寒さで肌がちょっとづつピリッと来る感覚が好きです。


実は明後日の日曜日、夏時間から冬時間に変わります。
夏は日照時間が長くなるので、1時間早めていたのですが、冬(こっちが正式な時間GMTらしい)時間に戻すらしい。
そしたら、貴重な日照時間をより満喫できるから、という理由らしい。

なんだか衣替えみたいな行事。そして、夜中1時に時計を1時間逆戻しして0時に再設定するっていうのも、おもしろい。


とかなんとか、ぼけらーっとしながら歩いてたら学校につきます。



学校の時計台。待ち合わせの目印になってます。
一時間ごとに、ボォーンボォーンと鳴るのが我が家の方にも聞こえます。




ほいで、キャンパスはこんな感じ。
寒いのに結構芝生の上に腰を下ろして談笑する学生が多い。




そして、これは私の学部が入っているビル。






授業のほとんどは、このハイカラなビルで行われます。授業が始まる前には課題を作成したり、たくさん事前の読み物をこなさなきゃいけないこともあり、ビルに入る時は、ちょっと気合いが入ります。




実はこのビル、スターバックスが入ってるのだー!!!(≧▽≦)
学校の中にスタバがあるって言うのは、私の中でイケてる学校の基準値だから、初めて見た時は結構テンション上がったりする。しかも、自分の学部のビルだしねー。





とはいいつつつ、まだ一度も入ったことないけどー(笑)
節約のためって言うのと、お気に入りの抹茶ラテが多分ないから、何飲めばいいか正直困る・・・。


そうそう、学校の写真ではないけど、ちょっとテンション上がる写真をアップロード。
へへへ、大好きなLUSH!



私、ジャパンにいるときから、しょっちゅう自分へのご褒美グッズ、おばあちゃんへのお土産グッズとして、LUSHの商品を愛用してます。

火曜日シェアメートちゃんと、街にお買い物に行った時に撮影!
値段が高かったから、(円安っていうか、単に高い)なかなか手は出せないのが悲しいけど・・・お店に入った瞬間から、お風呂グッズのいい匂いがした〜♡

毎日勉強のストレスで、うぇぇぇぇ〜〜〜ってなってますが、そのときだけは、楽になりました。



毎年12月26日(クリスマスの次の日)は、いろんなとことでいろんなものが安くなる日らしいので、その日に凱旋し、安価な商品を買い求めようと画策中です。





2015年10月17日土曜日

はっずかし〜〜〜!!!!


本当に、ネットの世界は便利。

毎週レポート提出で苦しむことになっているDevelopment Managementの授業。
授業を記録して、終了後にインターネットに掲載し、見たいときにいつでも覗いて授業の復習が可能なんです。


日曜日中に提出するレポート作成のため、重い腰を上げて、おさらいしようと思い、ページを開いてびっくり。

音声&プレゼンテーション資料の掲載だと思っていたら、今回は、授業の様子の画像も出ているではないかー!

張り切って一番前に座ってしまった私が、講義の初めにいそいそとカバンを片付けたり、真剣に資料に目を通す姿が、米粒姿の大きさだけど、数十分にわたりインターネットの世界で流されているのです。

いやはや、これは恥ずかしい!!!見てるこっちが照れくさくなってくる!!!




この画像の右下にある画像に私がいます。
左から二番目が私です。
首にベージュのマフラー巻いて、白い紙を手に取っている人。

ほんと発見した瞬間、ひぇーい!!!ってなりました。
自分の姿がネット上に出るとか、予想外すぎる!



まぁ、とにもかくにも、英語の理解度が低い留学生にとって、こういうサポートシステムは、本当にありがたいです。


なんていうか、こっちに来て、というか9年ぶりに学生に戻って、大学側のインターネット駆使しまくり状況に感動すら覚える今日この頃です。


例えば・・・
世界中にある権威ある文献も、学校の図書館のサイトを通せば、無料でたぁーくさん出てきます。
履修科目を決める前、各々の科目の担当の先生が、インターネットの動画で科目の概要を説明してくれます。

本当に便利です!!


さてさて、道草食ってる場合じゃなくて、そろそろこの映像をもっかい見ておさらいしないと・・・(>_<)




2015年10月14日水曜日

高木ブーでなくて、鼻血ブー

先週の月曜日から、授業が始まりましたー!
今学期は3科目を履修することになりました。

1. Development Management(開発とマネジメント)
2. Human Resources: Managing people in times of global change (グローバル社会における人と組織のマネジメント)
3. Rural Poverty and Development(ど田舎の貧困と開発)

1つ目Development Managementの授業では、毎週500文字のレポートを出さなきゃいけません。
もはや、点数つけてもらうためというより、前回の授業をおさらいをする機会をくれているという、ありがたい感じです。

でも、そのおかげで、先週末は、忙殺でした・・・!!!


「開発について様々な定義があるからそれを述べよ。
開発のマネジメント手法について分析せよ。」

というめっちゃ範囲が広い設問。
そもそも参考文献として読むように言われている論文の数も多いし、どういう切り口でいくのかも迷うし、500文字という短い分にまとめるには、情報の取捨選択が命なので、週末はずっと図書館にこもってました。

そして、何よりネックなのは、英語のレポートを書くのが初めてだということ。
日本では、暗記して教科書通りの答えを出せば、大学の入試に受かるけど、こちらの学び方は全然違います。

自分で、おやおや?というポイントを見つけて、それをサポートする論文を拾ってきて論述を広げるという作業が必要らしいのです。

この差に、現時点で四苦八苦しています。


まぁ、どうにか期限すぎる前までには出せたのですが、次の日に事件が起こりました。


前日に出したレポートについて、4人の学生同士で読み合って、満点のうち何点のスコアをあげれるかっていう点数付けをすることになったのです(もちろん、各項目について、コメントをするのは、いわずもがな)。

先週に先生から、グループ分けは、それぞれのバックグラウンドと英語力を鑑みて組むからって聞いていましたが、以下の振り分けに。

1.イギリス人の60歳過ぎかと思われるおじさま
→バックグラウンドについては、イギリスアクセントが強すぎてなんて言ってたか理解不能。

2. レバノンの美人女史
→自国でFood Security Officerやってたらしい。ザ・出来る女!って感じ。

3. 我がマラウィ隣国出身のおっさん
→マラウィとザンビアは言葉も同じだし、めっちゃ親近感があるので、会うたびにおしゃべりする癒しの存在。国連開発計画勤務というのにも学ぶところ多し。

どう見ても、私がここに入れられた理由がわからないぞっていうのと、わたしの英語力が格段に彼らより低いので、ディスカッションに参加できない、やばい・・・ということで、背中に脂汗をかきました。


結局のところ、4人グループが二人に分かれて論文を読みっこするってことだったのですが・・・わたしとペアになったビアザンのおじさま。500文字でまとめきれないから、1200文字のレポートになりました。

まずはそれを短時間で読むのも辛いし、まだ読み終わっていないのに、残りの二人はきれいな英語でお互いの分析を始めるし・・・
果たして彼のレポートを読んだところで、アウトプットが苦手な日本人の私がまともなことを言える気もしなくて・・・それが原因で仲良くしてくれてるザンビアのおじさんにがっかりされたら悲しいし・・・

とかいうので、大混乱の中、ものすごいストレスがかかり、鼻血が出るかと思いました。


もちろん、自分にものすごい負荷がかかった分、学ぶこともすごく多かったです。
今の自分のレベルはひくーいところにあるので、きちんと前進する気合を入れて臨まなきゃだめだなーって、思い知らされました。

そんな中、とりあえず、開き直ってザンビアのおじさんに「英語のレポート人生で初めて書くんだから、いろいろわかりません」ってアピールしたら、論文を書くコツを教えてもらえたり、いいところは褒めてくれたり、改善点をとても優しく教えてもらえました。おじさん、ありがとう。Zikomo Kwambiri!


鼻血出そうな心境をそのまま自分の中で処理するのではなくて、周りも巻き込むと楽なんだよなー、うんうん。

そろそろ担当の先生から、出したレポートについてのフィードバックが来るので、それを見るのが恐々かつ楽しみな感じです。
(ちなみに、先生は博士課程の時の論文がマラウィについてなので、お話の際にちょいちょいマラウィの小ネタが登場し、大変微笑ましい気分になります)

今週末書くレポートは、前回より進歩してるといいなぁ〜。



・・・ふー・・・ドッと疲れたよー、マジで。



というわけで、授業の後、同じクラスを履修しているタイ出身のRくんと一緒にご飯を食べました(彼がお弁当として持ってきたタイカレーを一口いただきましたが、絶品。さすがだ)。


ご飯を食べながら、いかに宿題のレポートと午前の授業が大変だったかについて、語り合いました。彼も英語能力について発展途上であるということと、タイの教育も日本と同様、試験のための正答を答えてナンボ!というスタイルだということで、私と同じ心境だったようです。

ほんと大変だったよねー、と、お互いを労い合いましたとさ♪


実は、単なる慰労のひと時に終わらず、身のあるお話もRくんとできました。
以前からとっても気になっていたタイの開発についてお話を聞くことができたのです。

まだ日本にいた頃、偶然TEDという動画サイトで、Mechaiさんのスピーチを聞きました。

彼は、タイでコンドームやピルなどの避妊方法を普及させ、エイズ感染率をだーいぶ下げるのに貢献した人です。
そして、エイズ撲滅だけではなく、タイの人々に教育を受けてもらえる場を作ったり、収入向上のプロジェクトを立ち上げ、成功している人です。
(保健、教育、コミュニティ開発の3分野を網羅している方ですね)

昨年ケニアでエイズ母子感染予防プロジェクトに携わったことで、アフリカにおけるエイズの問題を解決するのは、マジ難しいべよって思っていた分、多大な成功を収めたタイに興味を覚えたのです。


ほいで、今回良い機会なので、エイズ感染率現象が成功した要因について、聞いてみましたー!

理由は、

新しいものを受け入れやすい柔軟なフットワークがある国民性
教育がアフリカよりも普及していることもあり、エイズになったらやばい!と自分の生活に当てはめて観戦後の悲惨さをリアルに想像することができる

この2点にあるよってことでした。


この動画を発見した時には、まさかタイの開発経験がある人とお友達になるとは想像もつかなかったけど、こうして生のお話を聞けて本当にうれしかったです!!

ただ、人から聞くコメントも大事だけど、やっぱり自分の目で見て肌で感じで見たいので、そのうち機会をみつけてMechaiさんの団体、訪ねてみようと思います!
(タイの成功例をアフリカの開発に活かせるきっかけになることを願って・・・♪)






近所のお店で安いロゼを発見したので、晩酌としてたしなみました♪
シェアメートのボツワナガールはお酒を一滴も飲まないのですが(アフリカの敬虔なクリスチャンはそうなのです)、瓶が開かないと困っていたら、アフリカ人特有の筋力を駆使し、いとも簡単に開けてくれました。さすが、アフリカ女子!


さてさて、気持ちよくなったので今日はもう寝て、明日の朝勉強しようと思います。
おやすみなさいZzz....